App Store ConnectをAppTweakアカウントを接続した後、アナリティクスの部分で、インプレッションからダウンロード、インプレッションからページビュー、ページビューからダウンロードを分析することができます。
👉 App Store ConnectとAppTweakを連携させる手順
1. アナリティクスに表示する、App Store Connectのデータ
App Store ConnectをAppTweakアカウントに連携することで、以下のデータが表示されます。
指定された国および日付範囲における、アプリのインプレッション(ユニークデバイス)からダウンロードへのコンバージョン率
インプレッション(ユニークデバイス)からページビュー数(ユニークデバイス)へのコンバージョン率
選択された日付範囲における、指定されたアプリのページビュー(ユニークデバイス)からダウンロードへのコンバージョン率
ある国でのインプレッション(ユニークデバイス)からダウンロードへのコンバージョン率を取得するには、ダウンロードの指標を選択し、フィルターにある国を追加した後、「インプレッションと比較」を選択する必要があります。
各コンバージョン率は以下のように定義できます。
インプレッションからダウンロード: App Storeでアプリを見た後、iOS 8以降を搭載したデバイスでアプリをダウンロードしたユーザーの割合
インプレッションからページビュー: iOS 8以降を搭載したデバイスで、App Storeでアプリを見た後、App Storeでアプリのプロダクトページを閲覧したユーザーの割合
ページビューからダウンロード: iOS 8以降を搭載したデバイスのお客様がプロダクトページを閲覧し、その後ダウンロードした割合
👉 インプレッション、ページビュー、ダウンロードについてはこちらをご覧ください
2. 特定の国でのアプリのコンバージョン率を把握
上記で説明したように、iOSの場合、コンバージョンレートは3つ存在します。コンバージョン解析の項目では、その3つすべてを解析することができます。

各コンバージョンの解析は3つのセクションに分かれています:
フィルターバー
全体的のKPI
コンバージョン率の履歴グラフ
フィルタバー

フィルターバーでは、分析したいデータ: アプリ全体のコンバージョン率を分析するか、ソース別に分析するかなどを選択することができます。
全体的のKPI

KPIを見ることで、指定された国および選択された日付範囲におけるアプリのパフォーマンスを一目で把握することができます。
Highest Conversion は、指定された期間でアプリが獲得した最も高いコンバージョン率
Lowest Conversion は、指定された期間でアプリの最も低いコンバージョン率
Average Conversion は、指定された期間でのアプリの平均コンバージョン率
Conversion Growth は、選択した期間における平均コンバージョン率と、それに相当する前期の伸びを比較したデータ
💡これらのKPIを定期的にチェックすることで、アプリのパフォーマンスがすぐさま把握することができます。各データの最大値と最小値は、アプリのコンバージョン率がどの程度変動しているかを測定し、異常に高い値や低い値を特定するのに役立ちます。
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コンバージョン率推移グラフ

コンバージョン率の履歴グラフは、選択した期間におけるアプリのコンバージョン率の推移を、日単位または週単位で表示します。ここで、アプリのコンバージョン率に異常なピークや落ち込みがあるかを確認できます。
💡 コンバージョン率に影響を与えた可能性のあるASOイベントを特定するには、「ASOインパクトの分析」機能を使用します。例えば、アプリが特集された日をグラフに追加して、特集がアプリのコンバージョンに与えた影響を確認することができます。一般的にフィーチャーされると、アプリの可視性は高まるものの、ターゲットオーディエンスの幅が広がるため、インプレッションからダウンロードへのコンバージョンが低下します。
また、インプレッション数、ページビュー数、ダウンロード数に対してコンバージョン率をプロットすることができます。これは、次のような疑問に答えるのに役立ちます。
コンバージョン率の低下は、インプレッションの増加やページビュー/ダウンロードの減少と連動しているか
コンバージョン率のピークは、インプレッションの減少とページビュー/ダウンロードの増加のどちらに連動しているか
コンバージョン率の低下は、ページビューの増加とダウンロードの減少のどちらに関連しているか
コンバージョン率のピークは、ページビューの減少やダウンロードの増加と連動しているか
次にとる行動は、この答えに左右されるはずです。
3. アプリのコンバージョンを複数のソースで比較

フィルターバーでソース別内訳を選択すると、アプリのコンバージョン率が4つの値に分解されます。
App Store検索トラフィックからのコンバージョン率: App StoreのSearchからアプリを閲覧した、または初めてダウンロードしたユーザー。(iOS 8またはtvOS 9以降を搭載したデバイスに限る。App Storeの検索にSearch Adsを含む。)
App Storeの閲覧トラフィックからのコンバージョン率: App Storeを閲覧中(Featured、Categories、Top Chartsセクションなど)に、初めてアプリを閲覧、またはタップしてダウンロードしたユーザー。(iOS 8またはtvOS 9以降を搭載したデバイスに限る)
参照元Appからのコンバージョン率: アプリ内のリンクをタップして、App Storeのプロダクトページに移動したユーザー。(iOS 8またはtvOS 9以降を搭載したデバイスに限る。お客様のプロダクトページを読み込むためにStoreKit APIを使用しているアプリを含む。Safariを除く、メッセージなどのApple製アプリも含む。参照元アプリの一覧は、App AnalyticsのTop App Referrersを参照してください。)
参照元Webからのコンバージョン率: ウェブサイトからリンクをタップし、App Storeのプロダクトページに移動したユーザー。(iOS 8以降を搭載したデバイスのSafariで訪問したウェブサイトに限る。Safariでのリダイレクトの連鎖がお客様のApp Storeのプロダクトページにつながる場合、参照元のウェブサイトは連鎖の最後のURLになります。参照元ウェブサイトのリストについては、App AnalyticsのTop Web Referrersを確認してください。)
注: iOSアプリの場合、ChromeなどSafari以外のウェブブラウザのウェブサイトからのタップは、参照元Appでそのウェブブラウザアプリとして帰属されます。macOSアプリの場合、Safari以外のウェブブラウザからのタップは、参照元Webに帰属します。
💡これらのインサイトは、アプリのコンバージョンが最も高いソースを特定するために役立ちます。コンバージョンが高いことは素晴らしいことですが、トラフィックが高くコンバージョンが高いことはさらに良いことです。